撮影:石川元

Layupshotオーナー、袴田忠太氏のロングインタビュー

ゲームウォーンジャージを楽しむ文化を日本に根付かせたい。そのために今、NBAと本気でビジネスパートナーになろうとして交渉しています。破天荒な父の元で育ち、無茶苦茶な青春時代を生きてきた僕には、やっぱりバスケしかなかった。

あたり一面、NBAのユニフォームだらけ。しかもそのすべてが、選手が実際に着用したものばかりだ。静岡県・浜松市にあるユニフォーム・ミュージアム「Layupshot」は、実店舗とオンラインでNBAの貴重なユニフォームを楽しめる日本で唯一の場所である。NBAファンにとって垂涎のミュージアムはどうやって生まれたのか。その裏には館長の袴田忠太氏の「NBA、バスケットボールへの愛」だけでなく、同氏の壮絶な人生経験が大きく関わっていた。

大柴 ユニフォームは、今何枚くらいあるんですか。
袴田 全部で1,500くらいはありますかね。

大柴 1,500!今ここに?
袴田 いや、今、ここにあるのは1,300枚くらいですね。

大柴 すごい……。全部、選手が試合で着たものなんでしょう?
袴田 もちろん。「ゲームウォーンジャージ」ですね。エレベーターを開けて、バッと1,300枚が見られるようになっています。これを見ると、人それぞれで感じ方は違うと思うんですけど、何かしら感じてくれると思うんですよね。単純にこんなにあるの? ってなるだけかもしれないけど(笑)。でも、ここを知ったことで「ちょっと行ってみようかな」とか思ってもらえると嬉しいですね。

大柴 袴田さんがユニフォームを手に入れるのはオークションで?
袴田 そうですね。ジャージを中心としたオークションである「NBAオークションズ」で仕入れています。アメリカだとこういうのは結構あるんですけど、日本だとまだまだオークション文化って根付いてない。だから、それを根づかせていきたいんですよね。
僕はビジネスとして、ゲームウォーンジャージを広めていきたいと思っている。入り口は何でもいいんですよ。だからもっとみんなに知ってもらいたい。でもなかなか知らない方が多くて。バスケに携わっている方でも「何それ?」って感じですから。

石川 僕も知らなかったですね。
大柴 知らないですね、はい。
袴田 現状だとNBA.com じゃないと繋がってないですからね。でも中々面白いんですよ。

大柴 どういう基準で入札しているんですか?
袴田 僕は2006年からやっているんですけど、ここ最近は対象の商品全部にビット(入札)していますね。オークションと同時に。例えば、この選手は800ドル、この選手は何ドルって感じで全部ビットする。でも結果は全然追っていません。オークションが終わると、向こうから…

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大柴壮平

ダブドリ発行人。ポッドキャスト『MarkTonightNTR』のMC。

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