プロバスケットボール選手、山本柊輔 ロングインタビュー

全国未経験、一般入試で名門・筑波大のロスターを勝ち取り、その後もプロの舞台に挑戦し続ける山本柊輔。昨年秋にはついに、B.LEAGUE屈指の強豪・アルバルク東京入りを果たした「非エリート」の強さの秘密とは—。イベントやポッドキャストへの出演をきっかけに山本と親交を持った、ズボンと宮本將廣(エクストラパス)が切り込んだ。(取材日 2月10日)

インタビュアー:ズボン&宮本將廣(エクストラパス)

ズボン おなじみの顔ぶれということで、今日は……。
山本 ざっくばらんに。

ズボン そうね。山ちゃん、ズボンちゃん、宮ちゃんてな感じね。
大柴 ハハハハハハ。
山本 了解です(笑)。

ズボン やまもん(山本の愛称)はダブドリさん初登場なので、簡単に今までの経歴を話してもらっていいですか?
山本 静岡県静岡市の出身で、ミニバスから高校まではずっと静岡でプレーして、一般入試で入学した筑波大バスケ部で初めて、全国レベルのバスケを経験しました。卒業後はトライアウトで入団した山形ワイヴァンズで2年半プレーして、去年はレバンガ北海道で1シーズン戦いました。9月からカナダリーグ挑戦のためにアメリカに渡って、その途中の10月の末にアルバルク東京からオファーをもらって急きょ帰国して、2ヶ月プレーして契約満了。現在は無所属で、母校を借りてトレーニングをしています。

ズボン ありがとうございます。じゃあ、海外挑戦の話から行こうか。サクラメント・キングスの下部組織のストックトン・キングスの練習生としてプレーしたわけだけど、やっぱり日本とアメリカとでは全然違った?
山本 違いますね。Gリーグとはいえ、やってるスポーツが違うなってくらい差がありました。ゲイブ・ビンセントっていうやつはナイジェリア代表で、こないだマイアミ・ヒートにピックされてました。マジでうまかったです。その中で一番差を感じたのはシュートですかね。

ズボン シュートが入るってこと?
山本 入るし、何より打つ。最初のターンでシュートを打たなかったら、もうパスが来ないんですよ。パスが来たときに打って決められて、初めて認められる。

宮本 アメリカに行った日本人選手ってよく「パスが来ない」って話してますけど、こういうことなんですね。
山本 日本の選手が8割オープンでしっかりシュートを入れられるとしたら、向こうの選手は3割から5割くらいでも入れる。だから、マークがついていてもオープンの味方へのパスでなく自分のシュートを選ぶ。あとは実力主義なので、例えば15人で5対5をやるとしたら、その中でうまいやつ3人がじゃんけんして、選手を1人ずつ選んでいく。そのとき人数が16人とか17人だったとしたら、余ったやつは一切試合に出られないんです。

宮本 シビアですね……。
山本 そういう環境なんで、5対5までの練習で「こいつはやれるな」っていうのを見せることは意識しました。

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